1968年、東京・三田で産声を上げた「ラーメン二郎」。創業者が始めた小さな一軒は、57年の時を経て全国40店舗以上を展開する伝説的存在となった。
基本スペック
| 要素 | 特徴 |
|---|---|
| スープ | 豚骨ベース+醤油ダレ |
| 麺 | 極太自家製麺(店舗により太さ・硬さが異なる) |
| トッピング | 大量の野菜(もやし・キャベツ)、分厚い豚肉、背脂、ニンニク |
| 量 | 小ラーメンでも一般的なラーメンの1.5〜2倍 |
| 価格帯 | 600円〜900円程度 |
味のタイプ別分類
ラーメン二郎を理解する上で最も重要なのが「スープの乳化度」による分類だ。
スープタイプ比較表
| タイプ | 特徴 | 代表店舗 |
|---|---|---|
| 乳化系 | 豚骨の脂が溶け込んだクリーミーで濃厚なスープ。まろやかで重厚感がある | 相模大野店、桜台駅前店、八王子野猿街道店2 |
| 非乳化系 | 透明感のある脂の層が特徴。醤油のキレが際立ち、後味スッキリ | 目黒店、仙川店、上野毛店、中山駅前店 |
| 微乳化系 | 乳化と非乳化の中間。バランス型で食べやすい | 三田本店、新宿小滝橋通り店、湘南藤沢店 |
創業期(1968年〜1994年)
三田本店(1968年)
すべての二郎の原点となる聖地
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都港区三田(慶應義塾大学前) |
| スープ | 微乳化、豚出汁と醤油のバランス |
| 麺 | ムチムチとした柔らかめのデロ太麺 |
| 豚 | 豪快な大判豚 |
| 特徴 | 常に大行列、全ジロリアンが原点回帰する場所 |
歴史
- 1968年:都立大学駅近くで「ラーメン次郎」として創業
- 1971年:三田へ移転、看板誤記で「ラーメン二郎」に
- 1996年:道路拡張に伴い現在地へ再移転
第一次拡大期(1995年〜1999年)
目黒店(1995年7月)
「メグジ」の愛称で親しまれる直系2号店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 非乳化、醤油のキレが際立つ |
| 麺 | ムチムチとした中太平打ち微縮れ麺 |
| 豚 | ホロホロの柔らか豚 |
| 価格 | 小ラーメン600円〜(直系最安クラス) |
| 特徴 | 量は控えめ、回転率良好、独特の緊張感ある接客 |
仙川店(1995年10月)
「仙川ブラック」の異名を持つ夜営業専門店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 漆黒の非乳化、生姜の効いた醤油ダレ |
| 麺 | 平打ちの硬めの太麺 |
| 野菜 | キャベツ多め、クタクタに煮込まれる |
| 豚 | 厚切りの塊2枚 |
| 特徴 | 量は二郎の中でもかなり多い、ブレ幅が大きい |
新宿歌舞伎町店(1997年8月)
深夜営業の都会派二郎
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 微乳化、キレとコクが両立 |
| 麺 | 硬めの平打ち麺 |
| 営業時間 | 深夜まで営業 |
| 客層 | 学生、ホスト、キャバ嬢など幅広い |
| 歴史 | 2016年移転で直系店に昇格 |
新宿小滝橋通り店(1999年2月)
「最もマズい」から復活を遂げた店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 液体油多めの微乳化 |
| 麺 | 太めのストレート麺 |
| 歴史 | かつて「最もマズい二郎」と揶揄されたが、現在は安定 |
| 特徴 | 豚・麺・スープすべてが安定した食べやすい二郎 |
第二次拡大期(2000年〜2005年)
環七新新代田店(2000年1月)
二度の店主交代で味が激変した店
| 世代 | スープ | 麺 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 初代(〜2014年) | 油膜2cm超の非乳化 | 香りのある丸太麺 | 生姜の香り、独自路線 |
| 二代目(2014年〜) | 刷新 | かなり極太の縮れ麺 | 味が大きく変化 |
八王子野猿街道店2(2000年8月)
「しょっぱ旨い乳化二郎」の聖地
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 濃厚な乳化、FZ醤油のキレと塩味のパンチ |
| 麺 | 硬めに茹でた平打ちオーション麺、小麦の香り強い |
| 野菜 | シャキ寄り、盛りも豪快 |
| 豚 | 脂身多めでワイルド |
| 特徴 | プチ二郎でも他店の大盛り級のボリューム |
東池袋店(2001年2月)
「NS系二郎」の代表格
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 液体油多めの微乳化、天地返し後に塩味が激変 |
| 麺 | 平打ち太麺、スープの吸い上げ強い |
| 豚 | ホロホロで柔らかい |
| 特徴 | 序盤は薄く感じても後半は塩分バキバキ系へ変化 |
京急川崎店(2001年4月)
初心者に優しい穏やか系二郎
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 微乳化でライト、温度ぬるめ |
| 麺 | 二郎最細クラスの柔らかデロ麺 |
| 量 | 少なめで完食しやすい |
| 豚 | 細切れで味染み良好 |
| 特徴 | 穏やかな接客、レンゲ有り、ビギナー向け |
府中店(2001年5月)
「最極太麺」で知られた個性派
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 非乳化、キレと油の旨味 |
| 麺 | 当初は最極太麺→現在は中太麺に変化 |
| 特徴 | つけ麺の人気も高い、クセが強いがハマる人は一生モノ |
| 話題 | 「食事20分制限」発言で大炎上 |
荻窪店(2002年10月)
女性スタッフの癒し系二郎
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 乳化、豚骨と背脂の旨味が溶け合う重厚な味 |
| 麺 | オーション使用の太縮れ麺 |
| 豚 | 丼を覆う大判豚、ホロホロで塩気強め |
| 歴史 | 2014年頃から長期休業→2016年復活 |
| 特徴 | 女性スタッフの丁寧な接客、癒し系二郎 |
上野毛店(2002年11月)
初心者が最初に訪れるべき店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 非乳化、醤油のキレ、油控えめで後味スッキリ |
| 麺 | 細めの平打ちデロ麺、固め指定可能(常連は全員バリカタ) |
| 豚 | 日によるブレあり、噛むほど旨味が滲む |
| 特徴 | 強面ながら丁寧な接客、初心者におすすめ |
相模大野店(2003年12月)
「二郎で一番怖くて一番旨い」店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 愛称 | スモジ |
| スープ | 直系屈指の完成度を誇る乳化系、まろやかでクリーミー |
| 麺 | 微縮れ平打ち麺 |
| 店主 | 元力士の小川氏 |
| 特徴 | 厳格なルール、緊張感ある空気、厳しさの裏に丁寧な仕事 |
神田神保町店(2004年11月)
東京直系の頂点的存在
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 特徴 | 二郎屈指の標高とボリューム |
| 行列 | 平日でも1時間以上 |
| 合言葉 | 「神保町は豚で選ぶ」 |
| 歴史 | 2017年12月に現店舗へ移転 |
成熟期(2006年〜2015年)
桜台駅前店(2007年1月)
パワフルな乳化系の代表格
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 直系屈指の濃厚乳化系、ミルキー |
| 麺 | 平打ち中太麺 |
| 野菜 | キャベツ多めのシャキヤサイ |
| ニンニク | 攻撃的なパンチ力 |
| 特徴 | 油そばや非乳化ラーメンも人気 |
| 閉店 | 2025年3月2日、立ち退きと店主の体調不良により閉店 |
立川店(2008年4月)
波乱を経て初心者向けに転身
| 世代 | 特徴 |
|---|---|
| 初代 | デロ麺と豪快な盛りで話題 |
| 長期休業期 | 2014年3月頃から度々休業 |
| 復活 | 2018年2月に約4年ぶり復活 |
| 現在(2023年〜) | 店主交代、環七一之江店出身の「よしお」氏、マイルドで食べやすい |
茨城守谷店(2009年6月)
「神豚」と呼ばれた地方二郎の成功例
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 微乳化、豚の旨味とカエシのキレ |
| 麺 | 極太デロ麺 |
| 豚 | 厚切りホロホロ「神豚」、脂の甘味 |
| つけ麺 | 胡麻油や酢が効いた中毒性の高い味 |
| 客層 | 家族連れも多い |
| 閉店 | 2022年12月9日、魂は柏店へ引き継ぎ |
湘南藤沢店(2010年3月)
「食べログ百名店」選出店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開店当初 | ド乳化スープ、甘みとまろやかさ |
| 現在 | タレのキレを立たせた非乳化寄りに変化 |
| 麺 | 平打ち太麺 |
| 豚 | 脂身多めでトロッとほぐれる腕肉 |
| 特徴 | 安定性と食べやすさ、湘南エリアの代表格 |
中山駅前店(2010年12月)
「神奈川最強の非乳化二郎」
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 非乳化の完成度、透明感のある脂の層、豚出汁とFZ醤油のキレ |
| 麺 | やや細めの平打ち、デロッと柔らかい |
| 豚 | 味染み抜群、肉の旨味と脂の甘みのバランス |
| 限定メニュー | 汁なし、つけ麺(夏季のつけ麺は酸味・辛味・胡麻の三重奏) |
| 特徴 | 丁寧な接客、女性ファンも多い |
仙台店(2011年10月)
東北初の直系
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 歴史 | 2025年3月24日移転のため休業→4月20日「仙台店2」として再開 |
赤羽店(2012年1月)【閉店】
「幻の二郎」と呼ばれる伝説の店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 直系屈指の濃厚乳化 |
| 麺 | 極太麺 |
| 盛り | 控えめ、豚は分厚い、キャベツ比率高め |
| 閉店 | 2017年4月30日突如閉店 |
| 評価 | 完成度と中毒性の高さで今も語り継がれる |
札幌店(2013年3月)
北海道初の直系
近年の展開(2016年〜2025年)
川越店(2017年3月)
京都店(2017年4月)
関西初の直系、独自進化を遂げた店
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 開店当初 | 非乳化でライト |
| 現在 | 微乳化、豚出汁の厚みと醤油ダレのキレを両立 |
| 麺 | 平打ち縮れ、歯ごたえ強め |
| 豚 | 厚切りで存在感、日によるブレあり |
| 野菜 | モヤシ中心でシャキ感 |
| 評価 | “関西二郎の完成形” |
越谷店(2019年3月)
「東埼玉の入り口二郎」
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 清らかな非乳化、液体油多め、塩分と醤油のキレ |
| 麺 | 平打ちの自家製、ムチッと柔らかい |
| 豚 | 標準サイズ、程よい咀嚼感 |
| 特徴 | 重すぎずライトすぎない絶妙なバランス |
前橋千代田町店(2019年10月)
群馬初の直系
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 乳化しながらFZ醤油のキレが際立つ”ボケない乳化系” |
| 麺 | 微ウェーブの平打ち、コシが強くワシワシ食感 |
| 豚 | 無骨な肉塊タイプ、咀嚼するほど甘み |
| 野菜 | キャベツ比高め、程よいシャキ感 |
| 評価 | 北関東の王道二郎、遠征の価値あり |
千葉店(2020年6月)
西台駅前店イズムを継承
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 店主 | 西台駅前店出身 |
| スープ | 非乳化寄り、FZ醤油のキレ、ほのかな味醂の甘み |
| 麺 | やや細めの平打ち硬め麺、小麦感くっきり |
| 豚 | ホロホロの大判豚2枚 |
| 特徴 | バランス型、千葉直系を牽引 |
大宮公園駅前店(2020年6月)
埼玉県4年ぶりの直系
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| スープ | 非乳化、穏やかな塩味、化学調味料由来の旨味 |
| 麺 | 標準よりやや細めの平打ち、クニュッとした食感 |
| 豚 | 大ぶりで肉感強め、脂の甘み |
| 特徴 | 後半になるほど丼内乳化が進む、バランス重視 |
柏店(2023年1月)
茨城守谷店の魂を継承
生田駅前店(2023年5月)
目黒店スタイルを継承した実力派
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 店主 | 目黒店、野猿街道店など複数の名店で修業 |
| スープ | 非乳化、豚出汁の旨味と醤油のキレ、ほのかな味醂の甘み |
| 麺 | 平打ち中太でやや硬め、クニュっとした弾力 |
| 野菜 | シャキ目 |
| 豚 | 柔らかい薄切りタイプ |
| 評価 | 神奈川西部を代表する洗練された直系 |
朝倉街道駅前店(2024年12月)
2024年最新店舗
名古屋大曽根店(2025年11月オープン予定)
2025年最新店舗
閉店した主な店舗
| 店舗名 | オープン | 閉店 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 鶴見店 | 1996年2月 | 2013年3月 | 神奈川初、「鶴見マジック」と呼ばれた柔らか麺とクタ野菜 |
| 高田馬場店 | 2002年5月 | 2013年 | 早稲田大学の学生に愛された、ライトな微乳化と名物「ほぐし豚」 |
| 新小金井街道店 | 2001年3月 | 2018年12月 | 多摩系、微乳化スープ、汁なしやつけ麺も人気 |
| 桜台駅前店 | 2007年1月 | 2025年3月 | 濃厚乳化系、油そばや非乳化ラーメンも人気 |
| 茨城守谷店 | 2009年6月 | 2022年12月 | 「神豚」で有名、地方二郎の成功例 |
| 赤羽店 | 2012年1月 | 2017年4月 | 濃厚乳化、「幻の二郎」として語り継がれる |
初心者におすすめの店舗ランキング
| 順位 | 店舗名 | 理由 |
|---|---|---|
| 1位 | 京急川崎店 | 最細クラスの麺、少なめの量、穏やかな接客、レンゲ有り |
| 2位 | 上野毛店 | 非乳化で食べやすい、丁寧な接客、固め麺の指定可能 |
| 3位 | 目黒店 | 小ラーメン600円と最安、量は控えめ、回転率良好 |
| 4位 | 千葉店 | バランス型、硬め麺で食べやすい |
| 5位 | 生田駅前店 | 洗練された味、安定感、シャキ野菜 |
上級者向け個性派店舗
| 店舗名 | 個性ポイント |
|---|---|
| 相模大野店 | 最も厳格なルール、最高峰の乳化系、緊張感MAX |
| 仙川店 | 漆黒の仙川ブラック、生姜の香り、ブレ幅が大きい |
| 八王子野猿街道店2 | しょっぱ旨い、プチでも大盛り級のボリューム |
| 神田神保町店 | 圧倒的ボリューム、1時間以上の行列覚悟 |
| 府中店 | つけ麺が絶品、クセが強いが中毒性あり |
| 中山駅前店 | 非乳化の完成形、つけ麺の酸味・辛味・胡麻が中毒的 |
スープタイプ別おすすめ店舗
乳化系が食べたいなら
【濃厚度MAX】
相模大野店 > 八王子野猿街道店2 > 荻窪店 > 湘南藤沢店
非乳化系が食べたいなら
【キレ味MAX】
中山駅前店 > 上野毛店 > 目黒店 > 千葉店 > 越谷店
微乳化系(バランス型)が食べたいなら
【安定感重視】
三田本店 > 生田駅前店 > 前橋千代田町店
地域別店舗マップ
東京都(28店舗)
| エリア | 店舗名 |
|---|---|
| 港区 | 三田本店 |
| 目黒区 | 目黒店 |
| 新宿区 | 新宿歌舞伎町店、新宿小滝橋通り店 |
| 品川区 | 品川店 |
| 世田谷区 | 上野毛店、環七新新代田店 |
| 豊島区 | 東池袋店 |
| 江東区 | 亀戸店 |
| 足立区 | 千住大橋駅前店 |
| 江戸川区 | 環七一之江店、小岩店 |
| 練馬区 | 桜台駅前店(閉店) |
| 杉並区 | 荻窪店 |
| 調布市 | 仙川店 |
| 府中市 | 府中店 |
| 八王子市 | 八王子野猿街道店2、めじろ台店、立川店 |
| 西東京市 | ひばりが丘店 |
| 小平市 | 一橋学園店 |
| 栃木街道店 | 栃木街道店 |
神奈川県(7店舗)
横浜関内店、京急川崎店、相模大野店、湘南藤沢店、中山駅前店、生田駅前店
埼玉県(4店舗)
川越店、越谷店、大宮公園駅前店
千葉県(3店舗)
松戸駅前店、京成大久保店、柏店、千葉店
その他地域
| 地域 | 店舗名 |
|---|---|
| 北海道 | 札幌店 |
| 宮城県 | 仙台店2 |
| 福島県 | 会津若松駅前店 |
| 茨城県 | 茨城守谷店(閉店) |
| 群馬県 | 前橋千代田町店 |
| 新潟県 | 新潟店 |
| 京都府 | 京都店 |
| 福岡県 | 朝倉街道駅前店 |
| 愛知県 | 名古屋大曽根店(2025年11月予定) |
ラーメン二郎の歴史年表
| 年代 | 出来事 |
|---|---|
| 1968年 | 都立大学駅近くで「ラーメン次郎」創業 |
| 1971年 | 三田へ移転、「ラーメン二郎」に改名 |
| 1995年 | 目黒店、仙川店オープン(直系展開開始) |
| 2003年3月14日 | 商標登録 |
| 2010年代〜 | 全国展開加速 |
| 2020年代 | 地方都市への出店増加 |
| 2025年 | 全国40店舗以上に拡大 |
まとめ:あなたに合った二郎の選び方
タイプ別おすすめ
| あなたのタイプ | おすすめ店舗 |
|---|---|
| 二郎初心者 | 京急川崎店、上野毛店、目黒店 |
| 量に自信がない | 目黒店、京急川崎店 |
| 濃厚好き | 相模大野店、八王子野猿街道店2、荻窪店 |
| あっさり好き | 中山駅前店、上野毛店、目黒店 |
| ガッツリ食べたい | 神田神保町店、八王子野猿街道店2、仙川店 |
| つけ麺も試したい | 中山駅前店、府中店、めじろ台店 |
| コスパ重視 | 目黒店(600円〜) |
| 観光ついで | 札幌店、仙台店2、京都店、新潟店 |
味の好みで選ぶ
クリーミーで濃厚な味が好き → 相模大野店、八王子野猿街道店2、荻窪店、湘南藤沢店
醤油のキレとスッキリ感が好き → 中山駅前店、上野毛店、目黒店、千葉店
バランスの良い王道が好き → 三田本店、生田駅前店、前橋千代田町店
しょっぱい味が好き → 八王子野猿街道店2、東池袋店(後半)
マイルドで優しい味が好き → 京急川崎店、立川店(現在)、新潟店
二郎を楽しむための豆知識
基本的な注文方法
- 券売機で食券購入:小ラーメン or 大ラーメンを選択
- 着席して待つ
- 「ニンニク入れますか?」と聞かれたら:
- ニンニク
- ヤサイ(野菜)
- アブラ(背脂)
- カラメ(醤油ダレ)
の量を答える(例:「ニンニクヤサイマシマシアブラカラメ」)
よく使われる用語
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| ジロリアン | 二郎ファンの総称 |
| マシ/マシマシ | 増量(マシ=1.5倍、マシマシ=2倍) |
| デロ麺 | 柔らかい麺 |
| バリカタ | 非常に硬い麺 |
| 天地返し | 丼の中をかき混ぜること |
| FZ醤油 | 二郎で使われる醤油の通称 |
訪問時の注意点
- 行列は覚悟:人気店は平日でも1時間待ちも
- 空腹で行く:小ラーメンでも一般的なラーメンの1.5〜2倍
- 写真撮影:店舗によりNG、事前確認を
- 会話は最小限:黙々と食べる雰囲気の店が多い
- 完食推奨:残すのはマナー違反とされる
ラーメン二郎は単なるラーメンチェーンではなく、それぞれの店舗が独自の個性と歴史を持つ「文化」である。初めての人も、全店制覇を目指す人も、このガイドを参考に自分に合った一杯を見つけてほしい。

