- ファットバイクとは?その魅力と特徴
- ファットバイクの選び方
- ファットバイクおすすめ人気ランキングTOP10【2025年最新】
- 1位:BRONX BUGGY(ブロンクスバギー)電動アシスト付きファットバイク
- 2位:BRONX 4.0(ブロンクス 4.0)
- 3位:HUMMER 電動アシスト折りたたみファットバイク FDB20E
- 4位:RAINBOW BEACH CRUISER GREASE 3.5(レインボー ビーチクルーザー グリース 3.5)
- 5位:BRONX 20(ブロンクス 20)
- 6位:ARES BIKE GR-B ファットバイク 電動アシスト
- 7位:MOBI BIKES ONE電動ファットバイク
- 8位:TRINX T100ファットバイク
- 9位:FATBOY SE(ファットボーイ SE)
- 10位:DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)700 ALACRITY
- ファットバイク人気ブランド3選
- ファットバイクの主な用途
- ファットバイク購入時の注意点
- まとめ
ファットバイクとは?その魅力と特徴
ファットバイクとは、一般的な自転車と比べて極太のタイヤを装備した自転車のことを指します。通常のタイヤが約2インチ(5cm前後)の幅であるのに対し、ファットバイクは4インチ(約10cm)前後の極太タイヤを特徴としています。もともとは北米の寒冷地で雪道走行用に開発されたものですが、その高い走破性と迫力あるデザインから、現在では街乗りやファッションアイテムとしても人気を博しています。
ファットバイクの主な特徴:
- 極太タイヤによる優れた走破性:雪道、砂地、荒れた山道など、通常の自転車では走行が難しい場所でも安定して走行できます
- 高いクッション性:極太タイヤのエアボリュームが、路面からの衝撃を効果的に吸収します
- 安定した走行感:太いタイヤによる接地面積の広さが、安定した走行をサポートします
- 存在感のあるデザイン:迫力あるルックスは、他の自転車とは一線を画す独特の魅力があります
近年では、街乗りユーザーを中心に人気が高まっており、日常の足として使用する方も増えています。また、電動アシスト付きモデルも登場し、より幅広いユーザーにとって使いやすい選択肢となっています。
ファットバイクの選び方
ファットバイクを選ぶ際には、用途や目的に合わせていくつかのポイントを押さえておくことが大切です。ここでは、ファットバイクを選ぶ際の重要なポイントを紹介します。
タイヤサイズで選ぶ
ファットバイクのタイヤサイズは、直径と幅の2つの要素で構成されています。
タイヤの直径:
- 26インチ:最もスタンダードなサイズで、安定感があり様々な路面に対応
- 20インチ:小径タイプで取り回しが良く、折りたたみモデルに多い
- 24インチ:26インチより小さく、身長の低い方にも乗りやすい
タイヤの幅:
- 3インチ:セミファットと呼ばれ、操作性と走破性のバランスが良い
- 4インチ:スタンダードな幅で、一般的なファットバイクのサイズ
- 5インチ:より走破性を高めたモデルで、雪道や砂地などの過酷な環境向け
用途に合わせて選ぶことが重要です。街乗りがメインなら20インチや24インチの小径タイプ、本格的なオフロード走行を楽しみたいなら26インチの大径タイプがおすすめです。
フレーム素材で選ぶ
ファットバイクのフレーム素材は、乗り心地や重量、耐久性に大きく影響します。
- アルミフレーム:軽量で扱いやすく、価格もリーズナブル。サビにも強いため、メンテナンス性も優れています
- クロモリフレーム:スチール合金で、振動吸収性に優れ乗り心地が良い。耐久性も高いが、やや重量がある
- カーボンフレーム:最も軽量で、衝撃吸収性にも優れている。ただし、価格は高め
初めてファットバイクを購入する方や、コストパフォーマンスを重視する方には、アルミフレームのモデルがおすすめです。
変速機能で選ぶ
ファットバイクの変速機能は、走行環境や利用シーンに合わせて選びましょう。
- シングルスピード:メンテナンスが簡単で、平坦な道での街乗りに適しています
- 内装変速:メンテナンス性が高く、停車時でもギアチェンジが可能。街乗り向き
- 外装変速(7?8段):一般的なファットバイクの多くに採用されている変速機能。様々な路面状況に対応できる
- 外装変速(9段以上):より細かいギア比調整が可能で、起伏の多い地形での走行に向いています
街乗りがメインであれば7?8段の変速機能で十分ですが、山岳地帯など起伏の激しい場所での走行を予定している場合は、より多段階の変速機能を持つモデルを選ぶと良いでしょう。
ブレーキタイプで選ぶ
安全に関わるブレーキは、特に重要なポイントです。
- Vブレーキ:一般的な自転車に多く採用されているタイプ。メンテナンスが容易
- ディスクブレーキ(機械式):雨天時や悪路でも安定した制動力を発揮。調整が必要
- ディスクブレーキ(油圧式):最も制動力が高く、操作も軽い。ただし価格は高め
オフロードや雨天時の走行が多い場合は、ディスクブレーキを搭載したモデルを選ぶことをおすすめします。
電動アシスト機能で選ぶ
ファットバイクは太いタイヤが特徴ですが、その分重量があり、漕ぎ出しが重く感じることがあります。そこで近年人気なのが電動アシスト付きのファットバイクです。
電動アシスト付きファットバイクのメリット:
- 重量のある車体でも、楽に発進・走行できる
- 坂道も楽に上ることができる
- 長距離走行時の疲労を軽減できる
電動アシスト付きモデルを選ぶ際は、以下のポイントもチェックしましょう:
- バッテリー容量:航続距離に影響。300?400Whがスタンダード
- アシストモード:複数のモードがあると、シーンに合わせて使い分けられる
- バッテリーの取り外し:取り外し可能なモデルだと、室内充電や盗難防止に便利
通勤や通学など日常的に使用する場合や、体力に自信がない方には、電動アシスト付きモデルの検討をおすすめします。
ファットバイクおすすめ人気ランキングTOP10【2025年最新】
それでは、2025年最新のファットバイクおすすめモデルをランキング形式でご紹介します。用途や予算に合わせて、あなたにピッタリのファットバイクを見つけてください。
1位:BRONX BUGGY(ブロンクスバギー)電動アシスト付きファットバイク
価格:198,000円(税込)
ファットバイクの人気ブランド「BRONX」から登場した電動アシスト付きモデル。まるでオートバイを思わせるスタイリッシュなフレームデザインと、極太タイヤの組み合わせが特徴的です。Microshift社製8段変速ギアを搭載し、様々な路面状況に対応。スムーズな電動アシストにより、ファットバイク特有の重さを感じさせません。
主な特徴:
- 独特のフレームデザインで街中での存在感抜群
- 充電時間5?6時間、アシストのみで約60kmの走行が可能
- 公道走行可能な道路交通法準拠モデル
街乗りでの注目度が高く、ファッション性と機能性を両立させたい方におすすめのモデルです。
2位:BRONX 4.0(ブロンクス 4.0)
価格:89,800円(税込)
ファットバイクの代表的ブランド「BRONX」のスタンダードモデル。4インチの極太タイヤと堅牢なアルミフレームの組み合わせで、高い走破性と安定感を実現しています。7段変速機能搭載で様々な路面状況に対応し、前後ディスクブレーキにより確実な制動力を発揮します。
主な特徴:
- カラーバリエーション豊富で、好みのデザインを選べる
- カスタマイズの幅が広く、オリジナリティを出しやすい
- 販売店が多く、アフターサポートも充実
ファットバイク入門としても、上級者のセカンドバイクとしても人気の高いモデルです。
3位:HUMMER 電動アシスト折りたたみファットバイク FDB20E
価格:128,000円(税込)
アメリカの有名自動車ブランド「HUMMER」から発売されている電動アシスト付き折りたたみファットバイク。20インチの車輪と折りたたみ機能で、持ち運びや収納に便利なモデルです。電動アシスト機能により、坂道や長距離走行も快適にこなせます。
主な特徴:
- 折りたたみ可能で車への積載や室内保管に便利
- 最大約30kmの走行が可能なバッテリー搭載
- おしゃれなブランドイメージがあり、ファッション性が高い
通勤や旅行などで持ち運ぶ機会が多い方や、収納スペースが限られている方におすすめです。
4位:RAINBOW BEACH CRUISER GREASE 3.5(レインボー ビーチクルーザー グリース 3.5)
価格:92,800円(税込)
ビーチクルーザーとファットバイクの特徴を融合させたハイブリッドモデル。3.5インチのセミファットタイヤで、一般的なファットバイクよりも軽快な走りが魅力です。8段変速機能とフェンダー標準装備で、街乗りにも最適。ビーチクルーザーならではのリラックスした乗車姿勢も特徴です。
主な特徴:
- ビーチクルーザーの快適な乗り心地と、ファットバイクの走破性を両立
- セミスリックタイヤで舗装路での転がりも良好
- 豊富なカラーバリエーションで、オシャレなデザインが魅力
見た目の良さと乗りやすさを重視する方におすすめのモデルです。
5位:BRONX 20(ブロンクス 20)
価格:55,550円(税込)
BRONXの小径ファットバイク。20インチのホイールと4インチのファットタイヤを組み合わせた、コンパクトで扱いやすいモデルです。小回りが利き、街乗りに最適。価格もリーズナブルで、ファットバイク入門としてもおすすめです。
主な特徴:
- コンパクトなサイズで小回りが利く
- 価格が手頃で、ファットバイクデビューにぴったり
- メカニカルディスクブレーキ搭載で安全性も確保
身長が低めの方や、取り回しの良さを重視する初心者の方におすすめのモデルです。
6位:ARES BIKE GR-B ファットバイク 電動アシスト
価格:138,000円(税込)
高性能バッテリーを搭載した電動アシスト付きファットバイク。1回の充電で最大50kmの走行が可能で、長距離サイクリングにも対応します。26インチの大径ホイールと4インチファットタイヤの組み合わせで、安定した走行感を実現しています。
主な特徴:
- 長距離走行が可能な大容量バッテリー
- 前後サスペンション搭載で快適な乗り心地
- 21段変速で様々な路面状況に対応
長距離のサイクリングや、起伏の多い地形での走行を楽しみたい方におすすめです。
7位:MOBI BIKES ONE電動ファットバイク
価格:148,000円(税込)
スタイリッシュなデザインと高性能を両立させた電動ファットバイク。取り外し可能なバッテリーを搭載し、室内での充電も可能。複数のアシストモードを備え、シーンに合わせた走行をサポートします。フロントフォークサスペンション搭載で、路面からの衝撃も効果的に吸収します。
主な特徴:
- 洗練されたデザインで街中での注目度が高い
- 取り外し可能なバッテリーで便利
- 油圧式ディスクブレーキで安全性も確保
デザイン性と機能性を両立させたい方におすすめのモデルです。
8位:TRINX T100ファットバイク
価格:59,800円(税込)
コストパフォーマンスに優れたファットバイク。アルミフレームと4インチファットタイヤを採用し、基本性能は十分に確保。21段変速機能により、様々な路面状況に対応します。比較的リーズナブルな価格ながら、フロントサスペンション搭載で乗り心地も向上しています。
主な特徴:
- コストパフォーマンスに優れたモデル
- 21段変速で高い走行性能
- フロントサスペンション搭載で快適な乗り心地
予算を抑えつつも、本格的なファットバイクを楽しみたい方におすすめです。
9位:FATBOY SE(ファットボーイ SE)
価格:198,000円(税込)
高級自転車ブランド「SPECIALIZED(スペシャライズド)」のファットバイク。高品質なコンポーネントと洗練されたデザインが特徴です。4.6インチの極太タイヤと軽量アルミフレームの組み合わせで、高い走破性と操作性を両立しています。
主な特徴:
- 高品質なコンポーネントで構成された本格派モデル
- 洗練されたデザインと高い走行性能
- 豊富なカスタマイズオプション
高性能なファットバイクを求める上級者におすすめのモデルです。
10位:DOPPELGANGER(ドッペルギャンガー)700 ALACRITY
価格:67,800円(税込)
日本のブランド「DOPPELGANGER」が手掛けるファットバイク。4インチファットタイヤと軽量アルミフレームを採用し、バランスの取れた走行性能を実現。7段変速とメカニカルディスクブレーキを搭載し、基本性能は十分です。国内メーカーならではの安心感も魅力のひとつです。
主な特徴:
- 国内ブランドならではのサポート体制
- バランスの取れた基本性能
- シンプルで飽きのこないデザイン
国内メーカーのサポートを重視する方や、バランスの取れたファットバイクを求める方におすすめです。
ファットバイク人気ブランド3選
ファットバイク選びの参考に、人気のブランドについても見ていきましょう。
BRONX(ブロンクス)
ファットバイク専門ブランドとして、日本国内で高い人気を誇ります。豊富なラインナップと、カスタマイズの自由度の高さが魅力。一般的なファットバイクから電動アシスト付きモデルまで、幅広いモデルを展開しています。デザイン性と機能性を両立させたモデルが多く、街乗りユーザーからの支持も厚いです。
HUMMER(ハマー)
アメリカの自動車ブランド「HUMMER」のライセンスモデル。自動車と同様の頑丈なイメージを持つファットバイクを展開しています。折りたたみモデルや電動アシスト付きモデルなど、実用性の高いラインナップが特徴。ブランドイメージの高さも魅力のひとつです。
RAINBOW(レインボー)
ビーチクルーザーで有名なブランドで、ファットバイクにもその特徴を活かしたモデルを展開しています。リラックスした乗車姿勢と、ファットバイクの走破性を両立させたモデルが人気。ファッション性の高いデザインと豊富なカラーバリエーションも魅力です。
ファットバイクの主な用途
ファットバイクは様々な用途で活用されています。主な用途をご紹介します。
街乗り・通勤
近年、ファットバイクを街乗りや通勤に使用する方が増えています。その理由は以下の通りです:
- 存在感のあるデザイン:ユニークなルックスでファッションアイテムとしても人気
- 路面の段差に強い:極太タイヤのクッション性で、舗装の荒れた道でも快適
- 安定した走行感:太いタイヤによる高い安定性で、初心者でも安心して乗れる
特に電動アシスト付きモデルは、漕ぎ出しの重さをカバーしてくれるため、通勤や買い物などの日常使いに適しています。
オフロード走行・アドベンチャーライド
ファットバイク本来の使用目的である、荒れた路面での走行も魅力です:
- 雪道や砂地での優れた走破性:通常の自転車では走行困難な場所でも走れる
- クッション性の高さ:サスペンションがなくても、タイヤのエアボリュームが衝撃を吸収
- 安定したグリップ:接地面積の広さにより、滑りやすい路面でも安定した走行が可能
キャンプ場へのアクセスや、冬季のサイクリングなど、アウトドアシーンでの活用に適しています。
ビーチクルージング
砂浜や海辺でのライディングも、ファットバイクならではの楽しみ方です:
- 砂地での走行性能:通常の自転車では沈んでしまう砂の上でも走行可能
- リラックスした乗車姿勢:ビーチクルーザータイプのモデルなら、ゆったりとした姿勢で楽しめる
- 潮風に強い素材:アルミフレームなら、海辺の潮風によるダメージも最小限
海辺のリゾート地でのレンタルサイクルとしても人気があります。
ファットバイク購入時の注意点
ファットバイクを購入する際には、いくつか注意すべき点があります。
重量
ファットバイクは、極太タイヤの重量もあり、一般的な自転車より重くなりがちです。電動アシストなしのモデルで15kg前後、電動アシスト付きなら20?25kgになることも珍しくありません。
重量による影響:
- 持ち運びや階段の上り下りが大変になる
- 漕ぎ出しが重く感じることがある
- 女性や体力に自信のない方は扱いづらいことも
購入前に実際に持ち上げてみるなど、重量感を確認することをおすすめします。重量を気にする方は、電動アシスト付きモデルや、20インチなどの小径タイプを検討しましょう。
維持・整備
ファットバイクは特殊なパーツを使用しているため、一般的な自転車よりも整備や部品交換に手間がかかることがあります。
整備に関する注意点:
- 特殊なサイズのタイヤやチューブは入手しづらいことがある
- 一般的な自転車店では対応できないケースも
- 電動アシスト付きモデルは、バッテリーやモーター関連の知識が必要
購入時には、アフターサポートが充実した店舗を選ぶことをおすすめします。また、基本的な自転車整備の知識があると安心です。
保管スペース
ファットバイクは、極太タイヤによる幅の広さがあるため、保管スペースにも注意が必要です。
保管に関する注意点:
- 一般的な自転車スタンドでは対応していないことがある
- 自転車置き場での設置スペースが大きくなる
- 室内保管の場合、一般的な自転車より場所を取る
限られたスペースに保管する場合は、折りたたみ機能付きのモデルを検討するとよいでしょう。
必要な付属品
ファットバイクを安全に乗るためには、いくつかの付属品が必要です。
おすすめの付属品:
- ライト:夜間走行の安全確保のため必須
- 鍵:盗難防止のために頑丈なものを
- ヘルメット:2023年4月から努力義務化
- 空気入れ:極太タイヤ対応の高圧タイプが必要
- フェンダー(泥除け):雨天時に衣類が汚れるのを防ぐ
これらの付属品は、基本的に別途購入する必要があります。購入予算を考える際には、これらの費用も含めておきましょう。
まとめ
ファットバイクは、その独特なルックスと高い走破性で、様々なシーンで活躍する自転車です。街乗りでおしゃれに乗りこなすも良し、オフロードでその性能を存分に発揮するも良し、使い方は自由自在です。
購入の際は、以下のポイントを整理して選びましょう:
- 主な使用目的(街乗り、オフロード、ビーチなど)
- 予算
- 電動アシストの有無
- タイヤサイズと車輪径
- フレーム素材
- 変速機能
- ブレーキタイプ
- 保管スペース
また、可能であれば実際に試乗して、乗り心地や操作感を確かめることをおすすめします。自分のライフスタイルに合ったファットバイクで、新しい自転車ライフを楽しんでください。