テレビ番組「ヒューマングルメンタリー オモウマい店」は全国各地の個性的な飲食店を紹介する人気番組です。大分県からも数店舗が取り上げられており、今回はそれらのお店を詳しくご紹介します。
地元の方も観光で訪れる方も、ぜひ参考にしてみてください!
レストラン東洋軒(別府市)- 大分名物「とり天」発祥の店
大分県別府市にある「レストラン東洋軒」は、大分名物「とり天」の発祥のお店として知られています。2023年11月7日の放送で紹介されました。
東洋軒の歴史は古く、創業者は昭和天皇の料理番を務めた経験を持ち、昭和初期に「鶏ノカマボコノ天麩羅」として生み出したのが「とり天」の始まりだといわれています。その後、この店で修業した弟子たちが大分全域に広め、今では県民食として親しまれるようになりました。
人気メニュー:
とり天定食(1,430円)- 7個のとり天が付いた看板メニュー
ゆずとり天定食(1,544円)- 特製ゆずペーストを加えた風味豊かなとり天
東洋軒の特徴は、食事だけでなく、お店のホスピタリティにもあります。特に駐車場係の中村さんは番組内で「駐車場ヒーロー」として紹介されました。第1、第2駐車場合わせて60台分の駐車スペースを1人で誘導・案内し、その華麗な身振り手振りで多くのお客さんを魅了しています。
店舗情報:
住所:〒874-0919 大分県別府市石垣東7丁目8番22号
電話:0977-23-3333
営業時間:11:00〜15:30(15:00ラストオーダー)、17:00〜22:00(21:00ラストオーダー)
定休日:毎月第2火曜日
駐車場:60台(大型バスOK)
公式サイト:https://www.toyoken-beppu.co.jp/
でんすけ食堂(日出町)- ボリューム満点の定食が自慢
大分県日出町にある「でんすけ食堂」は、2022年6月14日の放送で紹介されました。JR日出駅近くにあるこのお店は、地元ではデカ盛り食堂として知られています。
店主の特徴的な大きな手のおかげで、量が多くなるとも言われるほどのボリューム満点のメニューが魅力です。特に人気なのが「チキン南蛮定食」で、自家製タルタルソースがたっぷりとかけられる様子は必見です。
人気メニュー:
チキン南蛮定食(850円)- たっぷりのタルタルソースがシャワーのように
チキンカツカレー(850円)- 壁のように大きなチキンカツ2枚とご飯約800g
デミハンバーグ定食(850円)- 牛&豚の合い挽き肉約350g使用
このお店のルールとして、大人も子どもも一人1品は注文する必要があり、メニューのシェアはできません。食べきれない場合は、50円でお持ち帰りセットを購入できます。
店舗情報:
住所:大分県速見郡日出町川崎842-12
電話:0977-72-2259
営業時間:11:00〜15:00(なくなり次第閉店)
定休日:不定休(休みは当日SNSで告知)
Instagram:@densuke_syokudou
塩湯(佐伯市)- 海水風呂と豪華海鮮料理
大分県佐伯市にある「塩湯(しおゆ)」は、2023年3月21日の放送で紹介されました。その名の通り天然海水を利用した温泉施設ですが、併設の食事処では豪華な海鮮料理が楽しめることでも有名です。
土日は2〜3時間待ちが普通という人気店で、漁師歴35年の店主が毎朝漁に出かけ、とれたての魚介類を惜しみなく提供しています。店名の「塩湯」はミネラルたっぷりの天然海水を沸かした温泉に由来し、肌がすべすべになると評判です。
人気メニュー:
海鮮丼(1,320円)- カンパチ、ハマチ、鯛、アジ、エビ、貝柱、いくらなど25種類以上のネタが盛りだくさん
塩ソフト(330円)- バニラと抹茶があり、ほのかな塩味と程よい甘さが特徴
施設には男女別の浴場があり、半露天風呂からは佐伯湾の絶景を見ることができます。サウナと水風呂も完備されており、サウナ好きにもおすすめです。
店舗情報:
住所:大分県佐伯市
入浴料:大人500円、小学生300円、小学生未満200円
営業時間:10:00〜22:00
まとめ
大分県にはオモウマい店で紹介された魅力的なお店が揃っています。大分名物「とり天」の発祥店である「レストラン東洋軒」、デカ盛りで有名な「でんすけ食堂」、そして海水風呂と絶品海鮮丼を楽しめる「塩湯」。どのお店も個性的で、味はもちろん、お店のスタッフや雰囲気も魅力的です。
大分県を訪れる際はぜひ立ち寄ってみてください。ただし、どのお店も人気店のため、混雑時には待ち時間が長くなることもありますので、時間に余裕を持って訪問することをおすすめします。