ほうれん草のあく抜き、なんとなく塩茹でしていませんか?「ためしてガッテン」で紹介されたあく抜き法は、たっぷりのお湯で短時間茹でて氷水にとるだけ。塩を使わなくても、えぐみがしっかり抜けて栄養も旨みも逃さない画期的な方法です。この記事では、ガッテン流のほうれん草あく抜き術を詳しくご紹介します。
ためしてガッテン流ほうれん草あく抜きの基本手順
用意するもの
- ほうれん草:1束
- 大きめの鍋
- たっぷりの水(2リットル以上)
- ボウルに入れた氷水
手順
- ほうれん草の根元に十字の切り込みを入れ、流水でしっかり洗う。根元に土が残りやすいので、水を張ったボウルの中で振り洗いすると効果的。
- 大きめの鍋にたっぷりの水(2リットル以上)を入れ、強火で沸騰させる。水量が多いほど温度が下がりにくく、均一に加熱できる。
- 沸騰したお湯にほうれん草の茎の部分から先に入れ、約20秒加熱する。
- 続いて葉の部分もお湯に沈め、さらに約10秒茹でる。合計30秒程度が目安。
- すぐにザルにあげ、あらかじめ用意しておいた氷水にサッと浸す。急冷することで余熱による加熱を止め、鮮やかな緑色とシャキシャキ食感をキープする。
- 氷水から引き上げ、根元から穂先に向かって軽く絞り、水気を切る。
ポイント・コツ
塩を入れなくてもOKな理由
一般的にほうれん草を茹でるときは塩を入れますが、ためしてガッテン流では塩なしで問題ありません。大量のお湯で短時間加熱し、すぐに氷水にとることで、あくの成分であるシュウ酸は十分に溶出します。塩を入れない分、ほうれん草本来の甘みや旨みが際立ちます。
お湯の量がカギ
ほうれん草を入れたときにお湯の温度が下がりすぎないよう、2リットル以上のたっぷりのお湯を使うことが重要です。少ないお湯で茹でると温度が下がり、茹で時間が長くなって栄養が流出してしまいます。
茹ですぎは厳禁
茹で時間の目安は合計30秒〜1分程度。茹ですぎるとビタミンCやカリウムなどの水溶性栄養素が大幅に流出してしまいます。少し硬いかな?と感じるくらいでちょうどよい仕上がりです。
砂糖とかつお節の裏ワザ
ためしてガッテンでは、おひたしを作る際に砂糖をひとつまみ加えると、苦味が抑えられてまろやかな味わいになると紹介されました。また、かつお節に含まれるカルシウムがシュウ酸と結合し、えぐみをさらに軽減する効果があります。
アレンジ・活用法
定番おひたし
あく抜きしたほうれん草を4cm幅に切り、だし醤油とかつお節をかけるだけ。砂糖をひとつまみ加えると、ガッテン流のまろやかな味わいに仕上がります。
ほうれん草のごま和え
すりごま大さじ2・砂糖小さじ1・醤油小さじ2を混ぜた和え衣で茹でたほうれん草を和えます。ごまの風味がほうれん草の甘みを引き立て、副菜に最適です。
ほうれん草のナムル
ごま油大さじ1・にんにくすりおろし少々・塩少々・白ごまで和えれば韓国風ナムルの完成。ビビンバの具材としても大活躍します。
ほうれん草入りキッシュ
あく抜きしたほうれん草を卵液(卵2個・生クリーム100ml・塩こしょう)と混ぜ、チーズを乗せてオーブンで焼けば、おもてなしにもぴったりのキッシュになります。
保存方法
- 冷蔵保存:あく抜き後に水気をしっかり絞り、ラップで包んで冷蔵庫へ。2〜3日以内に使い切りましょう。
- 冷凍保存:あく抜きしたほうれん草を食べやすい大きさに切り、1回分ずつラップで包んでジッパー付き保存袋に入れて冷凍。約1か月保存可能です。使うときは自然解凍か凍ったまま汁物や炒め物に加えてください。
まとめ
ためしてガッテン流のほうれん草あく抜きは、たっぷりのお湯で短時間茹でて氷水にとるだけの簡単な方法です。塩なしでもシュウ酸をしっかり除去でき、栄養も旨みも最大限に残せます。砂糖やかつお節を活用すれば、えぐみがさらに抑えられてワンランク上の味わいに。おひたしやごま和えなど、毎日の食卓でぜひ実践してみてください。

