バンコクの朝は早い。6時にはもう屋台から湯気が立ち上り、出勤前のタイ人がテイクアウトの列を作っています。
この記事では、ローカル屋台の定番メニューからおしゃれなカフェモーニング、ホテルビュッフェまで、バンコクの朝食スポットを完全ガイド。旅行者も在住者も、明日の朝ごはんが楽しみになる情報をたっぷりお届けします。
ローカル屋台で食べるタイの朝ごはん
タイ人の多くは自宅で朝食を作らず、通勤途中の屋台で購入するのが一般的。朝6時頃から10時頃まで営業する「朝限定屋台」があり、新鮮な食材を使った出来立ての料理が40〜80バーツで楽しめます。
屋台の定番メニュー
| メニュー名 | 内容 | 価格帯 |
|---|---|---|
| ジョーク(お粥) | トロトロに煮込んだ米粥。豚ひき肉、卵、生姜入り | 40〜60バーツ |
| カオトム(雑炊) | お米の粒が残るさらっとしたスープごはん。あっさり味 | 40〜60バーツ |
| パートンコー(揚げパン) | 中華風の揚げパン。豆乳やコーヒーと一緒に食べる | 10〜20バーツ |
| カイガタ(目玉焼きセット) | 小さなフライパンで焼いた目玉焼き+ソーセージ+トースト | 50〜80バーツ |
| クワイティアオ(麺) | 朝から営業する麺屋台も多い。さっぱりスープが朝にぴったり | 40〜60バーツ |
| カオマンガイ | 鶏肉のせごはん。朝からガッツリ食べたいときに | 50〜70バーツ |
| 豆乳(ナムタオフー) | 温かい自家製豆乳。甘さ控えめで素朴な味 | 15〜25バーツ |
屋台朝食のおすすめスポット
シーロム通り周辺(BTSサラデーン駅)
オフィス街ならではの朝食屋台が充実。朝7時頃からOLやサラリーマン向けのジョークやカイガタの屋台が並びます。コンベント通りとの交差点付近が特に賑わいます。
サイアムスクエア周辺(BTSサイアム駅)
学生街らしく、リーズナブルな麺屋台やカオマンガイの屋台が朝から営業。チュラロンコーン大学の学生に混じって食べるローカル体験ができます。
バンラック市場(チャルンクルン通り)
早朝から活気づく生鮮市場。市場内の食堂でジョークやカオトムを食べられます。観光客はほとんどいない、完全ローカルな朝食体験ができるスポットです。
老舗食堂で味わうレトロモーニング
On Lok Yun(オンロックユン)
80年以上続くバンコクの老舗朝食食堂。タイ式モーニングセット(トースト、半熟卵、ハム、コーヒー)が60〜80バーツで楽しめます。
- 場所:MRTサムヨート駅から徒歩約5分(チャルンクルン通り)
- 営業時間:6:00〜14:30
- 定休日:なし
- 予算:60〜100バーツ
レトロな店内の雰囲気も魅力。カヤトースト(ココナッツジャムを塗ったトースト)は、シンガポールやマレーシアでも人気のメニューですが、ここで食べるとまた格別です。
Jok Prince(ジョーク・プリンス)
チャルンクルン通りにあるお粥の名店。とろけるようなジョーク(お粥)に、半熟卵と豚ひき肉がたっぷり。朝から行列ができる人気ぶりです。
- 場所:チャルンクルン通り(バンラック地区)
- 営業時間:6:30〜10:30(売り切れ次第終了)
- 予算:50〜80バーツ
おしゃれカフェでブランチを楽しむ
バンコクは近年、おしゃれカフェの激戦区。インスタ映えする空間で、こだわりの朝食を楽しむことができます。
Iwane goes nature(イワネ・ゴーズ・ネイチャー)
緑に囲まれた一軒家カフェ。看板メニューのリコッタチーズパンケーキ(Classic Ricotta/185バーツ)は、ふわふわの生地にたっぷりのリコッタチーズが入った絶品。
- 場所:BTSアソーク駅から徒歩10分(スクンビット・ソイ23)
- 営業時間:8:00〜18:00
- 予算:200〜400バーツ
Roast Coffee & Eatery(ローストコーヒー)
エムクオーティエやコモンズ(トンロー)にある人気カフェチェーン。スペシャルティコーヒーとエッグベネディクト、アボカドトーストなどのブランチメニューが充実。
- 場所:The Commons Thonglor(BTSトンロー駅から徒歩7分)ほか
- 営業時間:8:00〜22:00
- 予算:250〜500バーツ
Wandering Cafe & Bake Shop
ル・コルドン・ブルー バンコク校を卒業したシェフが作るパンとケーキが自慢のカフェ。特にクロワッサンを使ったマッシュルームサンドは、サクサクの生地と香ばしいキノコの組み合わせが絶妙です。
- 場所:スクンビットエリア
- 営業時間:7:30〜17:00
- 予算:200〜350バーツ
Blue Dye Cafe(ブルーダイ・カフェ)
バタフライピー(アンチャン)を使った鮮やかなブルーのドリンクが名物。ヘルシーなアサイーボウルやグラノーラボウルなど、美容と健康を意識したメニューが揃います。女子旅の朝食にぴったり。
- 場所:アーリー(BTSアーリー駅周辺)
- 営業時間:8:00〜17:00
- 予算:180〜350バーツ
ホテルビュッフェで贅沢な朝を
旅行の特別感を味わうなら、高級ホテルの朝食ビュッフェもおすすめ。バンコクのホテルビュッフェは種類が豊富で、タイ料理と洋食の両方が楽しめます。
おすすめホテルビュッフェ
| ホテル名 | レストラン名 | 特徴 | 予算目安 |
|---|---|---|---|
| マンダリン・オリエンタル | The Verandah | チャオプラヤー川を望むテラス席。伝統と格式のある朝食 | 1,500〜2,000バーツ |
| シャングリ・ラ | NEXT2 Cafe | 和洋タイのメニューが100種類以上。ライブクッキングあり | 1,200〜1,500バーツ |
| JWマリオット | Bangkok Baking Company | 焼きたてパンの種類が豊富。エッグステーションあり | 900〜1,200バーツ |
| バンヤンツリー | Vertigo Too | 高層階からの眺望とともに楽しむ朝食 | 1,000〜1,500バーツ |
宿泊者以外でも利用できるホテルがほとんどです。予約は公式サイトまたは電話で。週末ブランチは特に人気が高いので、早めの予約をおすすめします。
朝食スポットの選び方ガイド
| こんな方に | おすすめスポット | 予算 |
|---|---|---|
| ローカル体験がしたい | 屋台(ジョーク、カイガタ) | 40〜80バーツ |
| タイの食文化を知りたい | 老舗食堂(On Lok Yun、Jok Prince) | 60〜100バーツ |
| おしゃれな朝を過ごしたい | カフェ(Iwane、Roast) | 200〜500バーツ |
| 贅沢したい・記念日 | ホテルビュッフェ | 900〜2,000バーツ |
| 時間がない | セブンイレブン・屋台テイクアウト | 30〜60バーツ |
バンコク朝食の注意点とコツ
- 屋台は基本的に現金のみ。小銭(20バーツ札、コイン)を用意しておくとスムーズ
- 氷入りのドリンクが心配な方は「マイサイナムケン(氷なし)」と伝えるか、ペットボトルの水を購入
- 屋台のお粥やスープは朝早い方が新鮮。10時頃になると売り切れのお店も
- おしゃれカフェは週末の午前中に混雑。平日朝が狙い目
- ホテルビュッフェは宿泊者以外でも利用可能だが、事前に電話確認がベター
- お腹に自信がない方は、屋台の氷や生野菜を避け、火の通った料理を選ぶのが安心
まとめ
バンコクの朝食は、40バーツの屋台のお粥から2,000バーツのホテルビュッフェまで、選択肢が本当に豊富です。
おすすめの楽しみ方は、滞在中に屋台、カフェ、ホテルビュッフェをすべて体験すること。それぞれまったく違った魅力があり、バンコクの多面的な食文化を感じることができます。
特にローカル屋台の朝ごはんは、観光ガイドブックには載らない「本当のバンコク」に出会える時間。ぜひ早起きして、バンコクの朝の活気を体感してみてください。

