セブンイレブン焼きたてベーカリー全種類レビュー!一番美味しいのはコレ

セブンイレブンでは、これまで一部店舗でのみ提供されていた「焼きたてベーカリー（セブンカフェベーカリー）」が、全国で段階的に展開され始めました。店内で実際に焼き上げるパンやスイーツは、温め直しではなく、注文を受けてから専用オーブンで1品ずつ焼くシステムを採用。そのため、チョコやバターの香りが充満する空間で届くあつあつの焼きたて商品は、他のコンビニでは味わえない贅沢なひとときを提供しています。

店舗の特徴と注文の流れ

実際に店舗を訪れてみると、注文して会計を済ませた後に「少々お待ちください」というアナウンスが。すると、店内の専用オーブンに向かうスタッフが、各商品の焼き時間や温度に合わせて1品ずつ手作業で焼いていく様子が見えます。焼き時間はおよそ30秒。これにより、パンやスイーツは外はカリッと中はふんわり、手作り感溢れる仕上がりに。注文に時間がかかるため、レジが混雑している時間帯はちょっとした気遣いが必要ですが、できたての香りと味はその待ち時間を十分に補って余りある美味しさです。

全種購入！各商品レビュー

今回、全種類を実際に購入し食べ比べた結果、そのバリエーションの充実ぶりとどの商品も個性豊かな味わいに驚かされました。ラインナップは以下の6種類となっています。

ふんわりメロンパン

まず、ふんわりメロンパンは、パン生地特有のほのかな塩気と、表面のクッキー部分のほんのりとした甘さが互いに引き立て合っています。朝食や軽いおやつとしてもぴったりな、万人に愛される定番メニューです。

チョコクロワッサン＆サクサククロワッサン

両クロワッサンはそれぞれ違った魅力を持っています。チョコクロワッサンは、さっくりとした食感と、リッチなチョコレートソースが特徴。一方で、サクサククロワッサンは、ほどよい甘みともちっとした生地の食感が楽しく、そのままでも美味しく召し上がれます。

ソーセージフランス

しょっぱい系のエントリーとしては、ソーセージフランス。フランスパンのようなハードな食感と、ジューシーなソーセージの旨味が絶妙なバランスで組み合わさっており、特にその朝食やランチ需要に応える逸品となっています。

バター香るフィナンシェ

バター香るフィナンシェは、フィナンシェ本来の香ばしさとバターの風味を活かしながらも、少しモチっとした生地感が特徴です。150円というリーズナブルな価格ながら、外側はカリッと香ばしく仕上がっており、コーヒーとの相性も抜群です。

そして最大のサプライズ！チョコクッキー

今回のラインナップの中で、一番驚かされたのは「チョコクッキー」です。見た目にはシンプルながら、温かい状態で渡されると、その大きさとクッキー生地のしっとりとした甘さ、そしてとろけるようなチョコレートがたっぷり入っているのがわかります。いわば、カントリーマアムをはるかに上回る存在感で、まさに「罪の味」と言える逸品です。会社仲間にも振る舞ったところ、好評でリピート必至となること間違いなしです。

総合評価とおすすめポイント

全体的に見ると、セブンイレブンの焼きたてベーカリーは、パンとスイーツを一度に楽しみたい方にとって理想的なラインナップを揃えています。各商品は個性豊かで、朝食やランチ、そしておやつのシーンなど、シーンに合わせて楽しむことができます。また、店内で一品ずつ焼き上げるというこだわりのプロセスが、食べる直前の新鮮さと温かさを保証しており、他のコンビニベーカリーとの差別化ポイントとなっています。

おすすめの一品：チョコクッキー

今回、全種を試した中でも特におすすめしたいのは「チョコクッキー」です。一見地味な印象にもかかわらず、温かさとチョコレートのリッチな風味、そしてクッキー特有のしっとり感が絶妙にマッチしており、一度食べたら忘れられない美味しさです。セブンイレブンのブラックコーヒーと合わせれば、さらにその味わいが引き立つことは間違いありません。

セブンイレブンの焼きたてベーカリーは、日常の中にちょっとした贅沢をプラスしてくれる存在。忙しい朝や休憩時間に、または小さなご褒美として、ぜひ近くのお店で焼きたての商品を味わってみてはいかがでしょうか。時間に余裕があるときには、実際にキッチンのような雰囲気で焼き上がる工程も楽しむことができ、ただ商品を受け取るだけでない、特別な体験が待っています。