今回は、日本の老舗メーカー「和平フレイズ」と、世界的に有名な「ティファール」のフライパンを徹底比較します。価格、機能、耐久性など、気になるポイントをすべて解説しますので、ぜひ最後までお読みください。
メーカー紹介
和平フレイズとは?
和平フレイズは、新潟県燕市に本社を置く1951年創業の日本の調理器具メーカーです。「毎日の生活を楽しくする道具」をコンセプトに、品質管理にこだわった製品を開発しています。
料理愛好家・平野レミさんが監修した「レミパン」シリーズでも有名で、機能性とコストパフォーマンスの高さで多くのユーザーから支持されています。
ティファールとは?
ティファールは1956年にフランスで設立された世界的な調理器具ブランドです。世界で初めて「こびりつかない」フライパンを発明したメーカーとして知られています。
現在では世界150カ国以上で愛用され、「取っ手がとれる」フライパンや「お知らせマーク」など、革新的な機能で人気を集めています。
価格帯の比較
和平フレイズ
| 商品タイプ | 価格帯(目安) |
|---|---|
| 単品フライパン(26cm) | 約1,000円〜2,500円 |
| 深型フライパン | 約1,000円〜3,000円 |
| レミパンシリーズ | 約8,000円〜15,000円 |
| 取っ手が取れるセット | 約5,000円〜10,000円 |
ティファール
| 商品タイプ | 価格帯(目安) |
|---|---|
| 単品フライパン(26cm) | 約3,000円〜6,000円 |
| 取っ手のとれるセット(3点) | 約7,000円〜12,000円 |
| 取っ手のとれるセット(9点) | 約12,000円〜22,000円 |
| 最上位モデル(アンリミテッド) | 約15,000円〜27,500円 |
価格で選ぶなら和平フレイズ
和平フレイズは圧倒的なコストパフォーマンスが魅力。1,000円以下でしっかり使えるフライパンが手に入ります。一方、ティファールは高品質ですが、セット購入が前提となることが多く、初期投資は高めです。
機能性の比較
和平フレイズの特徴
✅ 軽量設計 – 片手でも扱いやすい軽さ
✅ 豊富なサイズ展開 – 20cm〜32cmまで幅広く対応
✅ 多彩なコーティング – マーブルコート、ダイヤモンドコートなど
✅ 深型フライパンが充実 – 茹でる・煮る・揚げるも1台でOK
✅ 手頃な価格 – 買い替えしやすい価格設定
人気シリーズ:
- メガフッカNEO – 深さ約7.5cmで鍋としても使える万能型
- レミパン – 平野レミさん監修の多機能フライパン
- ufufu(うふふ) – おしゃれなデザインと機能を両立
ティファールの特徴
✅ 取っ手がとれる – 収納・洗浄・そのまま食卓へ
✅ お知らせマーク – 予熱完了が一目でわかる
✅ 高耐久コーティング – チタン・アンリミテッドは従来の6倍の耐久性
✅ IH・ガス火両対応 – 引っ越しても安心
✅ 食洗機対応 – お手入れ簡単
人気シリーズ:
- インジニオ・ネオ – 取っ手のとれる定番シリーズ
- ルージュ・アンリミテッド – 最高峰の耐久性
- ブルーマーキーズ – スタイリッシュなデザイン
耐久性・寿命の比較
和平フレイズ
- 一般モデル:約1〜2年
- 上位モデル(シルクウェアEZ):約2〜3年
- 耐摩耗試験30万回クリアの製品も
価格が手頃なので、「消耗品として1〜2年で買い替える」使い方にも向いています。
ティファール
- 一般モデル:約2〜3年
- チタン・アンリミテッド:約4〜5年
- 独自のチタンコーティングで耐久性に優れる
口コミでは「1年経ってもくっつかない」「4年使っても現役」という声も多く見られます。
長く使いたいならティファール
初期投資は高いですが、耐久性を考えるとコスパが良い場合も。ただし、どちらも正しい使い方(中火以下、金属ヘラ注意)が長持ちの秘訣です。
使いやすさの比較
重さ
| メーカー | 26cmフライパン(目安) |
|---|---|
| 和平フレイズ(ガス火専用) | 約470〜550g |
| 和平フレイズ(IH対応) | 約700〜800g |
| ティファール(ガス火専用) | 約590〜700g |
| ティファール(IH対応) | 約900〜1,100g |
和平フレイズは軽量モデルが充実しており、腕への負担が少ないのが魅力。特にガス火専用モデルは非常に軽いです。
収納性
- 和平フレイズ:取っ手付きモデルが多いが、取っ手の取れるシリーズ(ブラナーノ、Lycka)もあり
- ティファール:取っ手がとれるモデルが主流で、重ねて収納可能
こんな人におすすめ!
和平フレイズがおすすめの人
🔶 とにかく安く買いたい
🔶 軽いフライパンが欲しい
🔶 1〜2年で買い替える派
🔶 深型フライパンで料理の幅を広げたい
🔶 ガス火専用でOK
ティファールがおすすめの人
🔷 取っ手がとれる便利さが欲しい
🔷 長く使える耐久性重視
🔷 収納スペースを節約したい
🔷 予熱のタイミングを知りたい(お知らせマーク)
🔷 IH・ガス火両対応が必要
人気商品ピックアップ
和平フレイズのおすすめ
① メガフッカNEO 深型フライパン
- 価格:約1,000円〜
- 深さ約7.5cmで鍋としても使える万能型
- IH対応モデルもあり
② ダイヤモンドコート フライパン
- 価格:約1,500円〜
- 金属ヘラOK
- 耐摩耗性に優れる
③ レミパンプラス
- 価格:約12,000円〜
- 平野レミさん監修
- フタが自立、マグネット付きハンドル
ティファールのおすすめ
① インジニオ・ネオ IHルージュ・アンリミテッド セット9
- 価格:約15,000円〜
- 最高峰のチタン・アンリミテッドコーティング
- フライパン・鍋・取っ手がセットに
② インジニオ・ネオ フレンチロースト セット9
- 価格:約12,000円〜
- ガス火専用でコスパ◎
- 9点セットで充実の内容
③ IHハードチタニウム フライパン(単品)
- 価格:約4,000円〜
- 取っ手付きのシンプルモデル
- IH・ガス火両対応
お手入れのポイント
どちらのメーカーも、以下の点に注意すると長持ちします:
⚠️ 強火NG – 中火以下で使用
⚠️ 空焚きNG – コーティング劣化の原因に
⚠️ 金属ヘラは控えめに – 木べらやナイロン製がおすすめ
⚠️ 急冷NG – 熱いまま水につけない
⚠️ やさしく洗う – スポンジでソフトに
まとめ:比較表
| 項目 | 和平フレイズ | ティファール |
|---|---|---|
| 価格 | ⭐⭐⭐⭐⭐(安い) | ⭐⭐⭐(高め) |
| 耐久性 | ⭐⭐⭐(1〜2年) | ⭐⭐⭐⭐⭐(3〜5年) |
| 軽さ | ⭐⭐⭐⭐⭐(軽い) | ⭐⭐⭐(やや重い) |
| 機能性 | ⭐⭐⭐⭐(充実) | ⭐⭐⭐⭐⭐(取っ手がとれる等) |
| 収納性 | ⭐⭐⭐(普通) | ⭐⭐⭐⭐⭐(重ねて収納可) |
| ブランド力 | ⭐⭐⭐(日本の老舗) | ⭐⭐⭐⭐⭐(世界的ブランド) |
「コスパ重視・軽さ重視」なら和平フレイズ、「長く使いたい・機能重視」ならティファールというのが、この比較の結論です。
ただし、どちらも優れたメーカーであり、使い方や予算に合わせて選べば間違いありません。ぜひ、あなたのキッチンライフに合った1台を見つけてくださいね!


