ためしてガッテンが実証!玉ねぎでコレステロール値を下げる方法
健康診断で「コレステロール値が高い」と指摘されたことはありませんか?LDLコレステロール(悪玉コレステロール)の数値が基準値を超えると、動脈硬化や心筋梗塞のリスクが高まります。
実はNHK「ためしてガッテン」で、身近な野菜・玉ねぎに驚くべきコレステロール低下効果があることが紹介されました。この記事では、ガッテンで実証された玉ねぎの健康パワーと、効果を最大限に引き出す食べ方を徹底解説します。
コレステロールが高いとなぜ危険なのか
コレステロールには、細胞膜やホルモンの材料として欠かせない役割があります。しかし、LDLコレステロールが過剰になると血管壁に蓄積し、動脈硬化を引き起こします。
放置するとこんなリスクが
- 動脈硬化:血管が硬く狭くなり、血流が悪化する
- 心筋梗塞:心臓の血管が詰まり、命に関わる状態に
- 脳卒中:脳の血管が詰まったり破れたりする
- 末梢動脈疾患:手足の血管が狭くなり、しびれや痛みが生じる
基準値としては、LDLコレステロールが140mg/dL以上で「高LDLコレステロール血症」と診断されます。120~139mg/dLは境界域で、生活習慣の改善が推奨されます。
玉ねぎに含まれるコレステロール低下成分
ためしてガッテンで注目されたのは、玉ねぎに含まれる「ケルセチン」と「硫化アリル」という2つの成分です。
ケルセチンの働き
ケルセチンはポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を持っています。その効果は多岐にわたります。
- LDLコレステロールの酸化を防ぐ:酸化LDLが血管壁に付着するのを抑制し、動脈硬化を予防する
- 脂肪の吸収を抑える:腸での脂質吸収を穏やかにし、コレステロール値の上昇を緩和する
- 血管を柔軟に保つ:血管内皮の機能を改善し、血液の流れをスムーズにする
海外の疫学調査では、ケルセチンを多く摂取している人は心筋梗塞による死亡率が低く、LDLコレステロール値も低い傾向があることが報告されています。
硫化アリルの働き
玉ねぎを切ると涙が出る原因となる硫化アリルには、以下の健康効果が期待されています。
- 血液サラサラ効果:血小板の凝集を抑え、血栓ができるのを防ぐ
- 血糖値の安定:インスリンの働きを助け、血糖値の急上昇を抑える
- 免疫力の向上:体を温め、白血球の活動を活性化させる
ガッテン流!コレステロールを下げる玉ねぎの食べ方
1日の推奨摂取量
コレステロール低下効果を得るためには、1日に中サイズの玉ねぎ1/4個(約50g)を目安に摂取することが推奨されています。毎日継続することが大切で、2~3週間で効果を実感し始める方が多いとされています。
ケルセチンを最大限に引き出す調理のコツ
| 方法 | 効果 | ポイント |
|---|---|---|
| 皮を剥いて日光に当てる | ケルセチン量が4倍に増加 | 1日天日干しするだけ |
| 切ってから15分以上置く | 硫化アリルが安定する | 水にさらさない |
| スープや味噌汁に入れる | 水溶性成分も汁ごと摂取 | 汁まで飲み切る |
| 油と一緒に調理する | ケルセチンの吸収率アップ | オリーブオイルが最適 |
水にさらすのはNG
玉ねぎの辛みを取るために水にさらす方が多いですが、硫化アリルは水溶性のため、水にさらすと有効成分が流れ出てしまいます。辛みが気になる場合は、切ってから15~30分間空気にさらすと、辛み成分が揮発して和らぎます。
ガッテンでも紹介!酢玉ねぎの作り方
ためしてガッテンで人気を博した「酢玉ねぎ」は、玉ねぎと酢の健康効果をダブルで得られる理想的な常備菜です。ためしてガッテン流の酢玉ねぎの作り方と活用レシピで詳しい手順を紹介していますが、ここでは基本レシピを簡潔にお伝えします。
材料
- 玉ねぎ:中1個(約200g)
- 酢(お好みの種類):大さじ5
- はちみつ:大さじ1.5
- 塩:少々
作り方
- 玉ねぎを薄くスライスし、15分以上空気にさらす
- 密閉容器に玉ねぎを入れ、酢・はちみつ・塩を加えて混ぜる
- 冷蔵庫で一晩(最低2時間)漬け込んで完成
冷蔵庫で約2週間保存可能です。サラダのトッピングや肉料理の付け合わせ、カレーの隠し味など、幅広く活用できます。
玉ねぎ以外のコレステロール対策食材
玉ねぎと併せて摂取すると、相乗効果が期待できる食材をご紹介します。
青魚(EPA・DHA)
サバ・イワシ・サンマなどの青魚に含まれるEPA・DHAは、LDLコレステロールを下げ、HDLコレステロール(善玉コレステロール)を増やす効果があります。ガッテン流のサバの味噌煮レシピなら、15分で手軽に青魚を食卓に取り入れられます。
大豆製品
豆腐・納豆・味噌などの大豆製品に含まれるイソフラボンやレシチンは、コレステロールの代謝を促進する働きがあります。
食物繊維が豊富な食材
海藻類・きのこ類・野菜に含まれる水溶性食物繊維は、腸内でコレステロールと結合して排出を促します。
生活習慣の見直しも重要
食事の改善だけでなく、以下の生活習慣もコレステロール管理に大きく影響します。
- 適度な運動:1日30分のウォーキングで、HDLコレステロールが増加する
- 禁煙:喫煙はLDLコレステロールの酸化を促進し、HDLコレステロールを減少させる
- ストレス管理:慢性的なストレスはコルチゾールの分泌を増やし、コレステロール合成を促進する
- 十分な睡眠:睡眠不足は脂質代謝に悪影響を及ぼすことが研究で示されている
コレステロール値の改善目標と期間
玉ねぎを中心とした食事改善に取り組んだ場合、どの程度の期間で効果が表れるのでしょうか。
| 期間 | 期待できる変化 |
|---|---|
| 2~3週間 | 血液のサラサラ感を実感する方が増える |
| 1~2か月 | 健康診断の数値に変化が表れ始める |
| 3か月以上 | LDLコレステロール値が10~20%低下する可能性 |
ただし個人差があるため、食事改善と並行して定期的な血液検査を受けることをおすすめします。
まとめ:身近な玉ねぎでコレステロール対策を始めよう
ためしてガッテンが実証した通り、玉ねぎにはケルセチンと硫化アリルという強力な健康成分が含まれており、コレステロール値の改善に大きな効果を発揮します。
- 1日に玉ねぎ1/4個(約50g)を目安に摂取する
- 水にさらさず、切ったら15分以上空気に触れさせてから調理する
- 酢玉ねぎにすれば手軽に毎日続けられる
- 青魚や大豆製品と組み合わせて相乗効果を狙う
薬に頼る前に、まずは食卓から健康を見直してみませんか。ガッテンで紹介されたレモン酢の超簡単レシピも、コレステロール対策と相性の良い健康習慣としておすすめです。

